巣づくりカリンちゃん感想
作品概要
タイトル 巣作りカリンちゃん
ブランド Karin Project/NEXTON
ジャンル 魔王様とのんびりダンジョン運営SLG
発売時期 2019年12月
シナリオ構造 選択式
個人的評価
シナリオ 15/30
キャラ 13/20
掛け合い 12/20
イラスト 7/10
舞台設定 5/10
システム 9/10
総合 61点
こんな人におすすめ
恋姫シリーズをプレイしておりかつ好きなキャラが出てくる人
プレイ時間 17時間
好きなキャラのルートしかやらなかったので全部やれば+3時間くらいか
イラスト
フウにモノクルかけさせたのがGOODシナリオ感想
別に本編の恋姫シリーズもシナリオがめっちゃいいわけでもなかったが、虎牢関、赤壁、長坂などの盛り上がる箇所、漢帝国の呂布や張遼、河北四州の袁紹、江夏の黄祖、自陣以外の魏呉蜀などの、仲間の陣営と同等かそれ以上の強さの敵の存在、それによるによる緊張感や先の展開への期待などの要素があったが今作はこれらがなかった。
魔王カリンの復活という主筋の目標は、主人公たちがなにもしなくてもストーリー進めるうちに何の苦労もなく復活したし、もう一つのストーリーであろう迷宮の運営も、強敵の出現や緊急事態などの山場が現れずどこか淡々としていた。
あと個人的には迷宮のあり方について。
自分は迷宮は、死ぬ危険がある代わりに金銀財宝を手に入れられるハイリスクハイリターンの場所だと思っているのだが、この作品における迷宮は危険性がまったくといっていいほどなく、人類側(シシュン、ミンメイ、シャオ、レンファ)も腕試しの感覚で潜っており自分の中の迷宮像と解離してるなと。
ポジティブな評価としてはケイファとシシュンの態度が丸くなってたことか。恋姫本編では最初の方はかなり高圧的だったけど、今作品では会う前に一刀製作の迷宮に負けてるせいか、初対面でも力を認めていてかなり一刀への当たりが弱くなっていて新鮮な一面が見れて良かったのと、ヒロインごとにENDがあったことかな
ゲーム面に関して
配置してからはスキルしか打てず、その配置に関しても敵は1方向からしか湧いてこなくて、守る拠点も1つしかないから拠点前にキャラ並べるだけのゲームになっててつまらない。正直恋姫夢想の革命にあった戦闘パートの方がよほど楽しかった。
総評
今回こんな評価になったのは恋姫の良さが生かしきれてないと感じたからです。恋姫シリーズのなにがいいって「キャラが豊富」なことなんですよ、だから1作品の中でかならず好みのキャラを見つけられることが恋姫シリーズを好きな理由なので、今作品かなりキャラ数絞られたのも大きなマイナスポイント。(推しキャラが出てなかったってのもある)というか蜀の陣営はどこいった?
あと青山ゆかりさんが声を当てているモブボイスの存在感がすごい(一応恋姫本編に賈詡役で出てるのにモブの声あてていいのか?)